アンケート結果

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組織・団体名 花巻市役所
所在地 〒025-8601
岩手県花巻市花城町9-30
設立年月 2014/4
TEL/FAX 0198-24-2111/0198-24-7729
HP http://www.city.hanamaki.iwate.jp/
アンケート記入日 2015/1/8

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災〜3日目の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
ほぼ毎日、年に1〜3回
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 〜3年,その他(継続支援を団体に委託した)
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て),高齢者(65歳以上)
支援対象者の属性
(選択制)
特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て)
活動場所(選択制) 避難所,在宅避難者宅,応急仮設住宅,みなし仮設住宅
【具体的な内容】
記載無し
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
保健師,看護師,職員
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 岩手:花巻市,陸前高田市,釜石市,大槌町
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください
  1. 市民に対して…市内精神科医療機関の安否確認。日頃支援している世帯に対して、安否確認をした。
  2. 被災地支援…沿岸被災地に保健師を派遣、現地避難所における健康管理や、訪問、健康調査に協力した。
  3. 被災者支援…震災直後は、当市の市民向け避難所に沿岸被災者を受け入れ、相談にあたった。数日後、当市の温泉施設等への被災者の受け入れに伴い、受け入れ時、全員の健康チェックを行い、避難中は、各施設に相談所を設け、生活相談とともに保健師による健康相談、慢性疾患を持つ方の医療機関の紹介や取次等を行った。また、保健所や精神科医療機関のPSWが、避難所において相談コーナを設ける際、日程の調整、避難者への周知等、連携を図った。
  4. SCUで搬送された方々の福祉避難所に、保健師が24時間常駐し、健康チェック、受診支援等を行った。
  5. みなし仮設入居者および親戚宅等への避難者への支援…平成23年度に市内に居住する被災者全員に対して、保健師による健康調査を行った。その後も、必要に応じて訪問や来所による相談を行った。
活動詳細(選択制) 傾聴,電話相談,家庭訪問,受診推奨,健康調査,健康法指導,コーディネート業務,情報提供
支援活動の特徴を教えて
ください
  1. 県事業として行われた温泉施設を避難所として、沿岸被災者を受け入れたことに伴い、当市としては事務職と保健師がペアを組んで、巡回し、各種の相談に対応した。 
  2. 災害対策本部に中堅保健師等4名を23年3月末から5月末まで常駐させ、活動した。その後、その4名が元の部署に戻ってからも、2名は被災者支援を最優先に活動した。 
  3. 本部の保健師のほかに、平成23年度1年間保健師を1名臨時雇用し、被災者の家庭訪問、相談等を専門とした業務を行った。
支援活動の成果を教えて
ください。
個々の案件について、比較的早期に対応できたのではないか。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。 記載無し
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
平成25年度までは、メンタルヘルス関係と精神障がい関係の仕事を1つの部署で行ってきたが、組織改編にともない、平成26年度から担当課が分かれたため、グレーゾーンの案件についての連絡調整が必要となっている。
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
被災者のメンタルヘルス支援が様々な団体で行われたが、その調整が必要である。たとえば、医師会、精神科医療機関、県保健所、ボランティア団体等様々な支援があった。
当市は災害対策本部に配属した保健師が調整の役割を担った。
被災者のメンタルヘルスケアは、心理的サポートだけでなく生活再建に向けた様々な健康生活支援が同時に必要であり、継続的長期的な活動体制づくりが必要であると考える。
また、支援が長期化するなかで支援者側のメンタルヘルスへの対処も課題となってくる。

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