アンケート結果

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組織・団体名 福島県レクリエーション協会(特定非営利活動法人)
所在地 〒960-8153
福島県福島市黒岩字田部屋53-5 福島県青少年会館5階
設立年月 2011/1
TEL/FAX 024-544-1886/024-544-1886
HP http://www.f-kenrec.org/
アンケート記入日 2014/12/23

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災〜3日目の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
週に1〜2日
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 現在も続けている
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て),
小学生(6〜12歳),高校生相当(15〜18歳)
支援対象者の属性
(選択制)
特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て),
幼児・児童・生徒・学生,支援者
活動場所(選択制) 避難所,応急仮設住宅,介護福祉施設,小学校,中学校,高等学校,
その他:「福島県男女共生センター」等,社会教育関連施設
【具体的な内容】
記載無し
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
幼児・児童・生徒・学生,職員,会社員,主婦・主夫,
その他:(公財)日本レクリエーション協会公認 レクリエーション有資格者
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 記載無し
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください 発災当初は避難所でのレクリエーション活動(体操のほか、喫茶コーナーマニュキアコーナーなどをとおして心にあるものを吐き出してもらうしゃべり場、マッサージをしながらの傾聴など)を実施。仮設住宅に移行してからは、月1回の仮設住宅訪問によるサロン活動を、5か所で継続中(浪江町2か所、飯舘村3か所)。24年度には、県内のスーパーマーケットでその間、支援相談員のためのコミュニケーションセミナー等を実施。現在は、県立浪江高等学校の部活動を支援。借り上げ住宅避難者を参加者とした出前教室(サロン)も開催。また、文部科学省の委託事業「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」を受託し、県内総合型地域スポーツクラブ等と連携して、年間1000回ほどの事業を県内全域で実施。
活動詳細(選択制) 普及啓発,傾聴,人材派遣,人材育成,支援者支援,健康法指導,コーディネート業務,情報提供,研修会・セミナー,コミュニティの活性化,レクリエーションなどのサロン活動
支援活動の特徴を教えて
ください
仮設住宅訪問時には、必ずお茶、コーヒータイムを設定。コーヒーはドリップ。お茶も温度設定をしてできる限り美味しく入れるため、スタッフがつく。
つくってあげるではなく、一緒につくるクラフトも好評。
レクリエーション活動の象徴ともいえるゲーム・ソング・ダンスでは、参加者の年代が高いこともあり、常に「介護・認知症予防」を意識して展開。大切なことは、「参加者とのコミュニケーション」をモットーに、毎月1回の訪問を継続。
支援活動全体では、(公財)日本レクリエーション協会や、文部科学省の委託事業も活用し、できるだけさまざまな方々に支援事業に関わりを持ってもらえるよう、情報発信などにも工夫している。
福島は全県被災地なので、被災者同士が一緒に前を向こう)としているのが、私たちの活動の特徴。
子どもの体力向上等についても、自治体や学校との連携で進めている。 活動の幅が広いことも特徴。
支援活動の成果を教えて
ください。
活動に参加してくる参加者が大きく減少しないで、ずっと継続できていることが成果。参加者からは、「今日も笑に来たよ」と言われる。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。 レクリエーション活動をとおした支援は、参加者の笑顔を回復し、前向きな気持ちをつくることに役立ちます。
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
メンタルヘルスということに絞っていえば、私たちの組織には、その研究者がいません。それゆえ、成果を数値化することが困難です。
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
心の問題はなかなか表面に出ないので、時間がかかることだと思います。 メンタルヘルスの関係者が、「カウンセリングに来てやっているのに、参加者がそろわない」と聞こえよがしに言っていたなどという話も聞きます。研究者のために被災者がいるわけではないことがわかっていない学生もいるようです。 支援に入る者として、「同じ悲しみを抱えている者」という姿勢は基本ではないでしょうか。

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