アンケート結果

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組織・団体名 こそだてシップ(特定非営利活動法人)
所在地 〒022-0003
岩手県大船渡市盛町字町10−11
設立年月 2011/10
TEL/FAX 090-47-5689/090-47-5695
HP http://kosodateship.org/
アンケート記入日 2014/12/24

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災1ヶ月後〜半年の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
月に1〜3日
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 現在も続けている
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 乳幼児(0〜6歳),成人(20〜64歳)
支援対象者の属性
(選択制)
幼児・児童・生徒・学生,妊産婦
活動場所(選択制) 避難所,在宅避難者宅,応急仮設住宅,みなし仮設住宅
【具体的な内容】
記載無し
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
保健師,看護師,その他(助産師、保育士、歯科衛生士)
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 記載無し
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください

活動地域:気仙管内(大船渡市、陸前高田市、住田町)
対象:妊婦〜乳幼児と両親、その家族。
メンタルヘルス支援は、下記の子育て支援の中で実施中。
内容

  1. ママサロンの開催:月2回、10時〜15時、参加料200円(お弁当、おやつ、保険料)
  2. 赤ちゃん訪問:こそだてシップ号で助産師2名と運転手が月2日〜4日生活居住地まで出向き支援。
  3. 子育て支援室「すくすくルーム」の開設:日曜日以外、助産師、看護師、子育てサポーターが駐在し母子相談など実施。
活動詳細(選択制) 傾聴,電話相談,家庭訪問,健康法指導,情報提供,レクリエーションなどのサロン活動,その他(行政との連携と協同)
支援活動の特徴を教えて
ください
  1. 地元助産師が中心になり、看護師、保健師、歯科衛生士、保育士などが参加している。
  2. 赤ちゃん訪問は県外の助産師が中心。
  3. スピード感のある支援がマネージメントできる。
  4. 被災地支援団体の助成金で運営している。
支援活動の成果を教えて
ください。
  1. 被災地の育児困難母子(家族の留別、孤立、うつ、障害時の育児)を発掘し、敏速に支援が届けられた。
  2. 恵まれない子育て環境で、母親たちが癒される居場所を提供した。
  3. 生活居住地に出向くことで、対象者に負担のない支援が届けられた。
  4. 地域では関心の低い子育て支援が、行政からも協力が得られるようになった。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。
  1. 母乳育児は平常時でも災害時でも母子を救済すること。母乳の力とその育児の素晴らしさを確信しました。
  2. 地域に日頃から頼りになる子育て支援拠点の設置。
  3. 妊婦も乳幼児母子も災害弱者だった。にもかかわらず声をあげることもできず、周りの関心も低く支援が届かなかった。すぐできたこととして、避難所でのこども一時預かり。母親たちは、家族を探すことも、住居を見に行くこともできなかった。
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
  1. スタッフ間のメンタルヘルスケアの学びが浅く、十分なケアーがなされているか否か自信がない。傾聴の研修会を通して研鑽しているが、研修の機会や時間や講師に恵まれているとは言い難い。
  2. 行政との連携が進まず、制約もあり、対象者の情報収集に欠ける。
  3. 支援者の資質の問題。
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
被災地で今一番目にし耳にするのは、「心のケアー」という言葉です。災害翌年、当地域のショッピングセンターにも、一年くらい相談室が設けられました。が、スタッフ同士のおしゃべりや支援者の資質などで不評だったようです。被災地では資格者の人材も限られますが、その資質は十分検討されるべきと思います。又、支援チームの円滑な人間関係が望まれると思います。

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