アンケート結果

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組織・団体名 宮城歴史資料保全ネットワーク(特定非営利活動法人)
所在地 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉465-1
設立年月 2003/7
TEL/FAX 022-752-2143/022-752-2143
HP http://www.miyagi-shiryounet.org/
アンケート記入日 2015/1/7

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災1週間後〜1ヶ月の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
その他(被災地・被災者からの依頼に応じて随時対応する)
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 現在も続けている
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て),成人(20〜64歳),高齢者(65歳以上)
支援対象者の属性
(選択制)
市民・町民
活動場所(選択制) その他
【具体的な内容】
記載無し
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
幼児・児童・生徒・学生,主婦・主夫,その他(退職者)
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 岩手:大船渡市,一関市,陸前高田市
宮城:仙台市,石巻市,塩竃市,気仙沼市,白石市,岩沼市,登米市,栗原市,東松島市,大崎市,村田町,川崎町,丸森町,亘理町,山元町,松島町,大和町,加美町,涌谷町,女川町,南三陸町
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください 復興過程で大きく変容しつつある地域社会に、震災前からの固有の歴史文化に関する情報を共有し、心のよりどころを確保する。
活動詳細(選択制) 普及啓発,研修会・セミナー,その他
支援活動の特徴を教えて
ください
歴史文化を通じて、被災した地域の「再生」に取り組んでいる。
支援活動の成果を教えて
ください。
歴史講演会や、刊行物「よみがえるふるさとの歴史」シリーズにより、被災した地域の歴史を被災者や社会に広く普及できた。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。 「よみがえるふるさとの歴史」シリーズの刊行を契機に、宮城県亘理町荒浜地区で、1932年に同地区を撮影した16ミリフィルムが確認された。その住民向け上映会を荒浜地区で開催した。そのことで、歴史記録を通じたよりどころの提供と共に、震災以来離散していた荒浜地区の住民の再会の場を提供することが出来た。
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
  1. 巨大災害では、歴史文化に根ざしたそれぞれの「ふるさと」が、災害による直接的なダメージに加え、復興過程で人為的に喪失される。その喪失感を癒やす手段として、歴史資料自体の救済や、そこから明らかになる歴史情報を共有するは、「メンタルヘルス」の支援としても位置づけられるとの実感がある。そのことをさらに積極的に位置づけるための方法を学ぶ必要がある。
  2. 「ふるさとの歴史」を明らかにするための歴史資料の分析には、膨大な時間と、ある程度の専門的知識が必要である。それを広域的に担うには、人員が決定的に不足している。
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
軽視されがちな被災地の歴史・文化・記憶を、被災者支援の一環として積極的に位置づける必要。

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