アンケート結果

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組織・団体名 日本リラクゼーションフットケア協会(特定非営利活動法人)
所在地 〒981-0902
宮城県仙台市青葉区北根1-13-1-2908
設立年月 2001/4
TEL/FAX 022-219-2292/022-219-2268
HP なし
アンケート記入日 2014/12/22

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災〜3日目の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
ほぼ毎日
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 現在も続けている
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て)
支援対象者の属性
(選択制)
特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て)
活動場所(選択制) 避難所,在宅避難者宅,応急仮設住宅,みなし仮設住宅,災害公営住宅(復興公営住宅)介護福祉施設,組織内及び所有施設等
【具体的な内容】
記載無し
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
看護師,職員,会社員,主婦・主夫,その他(介護士・整体師・NPO会員)
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 岩手:盛岡市,宮古市,大船渡市,花巻市,久慈市,一関市,滝沢市,大槌町,山田町
宮城:仙台市,石巻市,塩竃市,気仙沼市,名取市,多賀城市,岩沼市,東松島市,大崎市,亘理町,山元町,松島町,七ヶ浜町,利府町,富谷町,南三陸町
福島福島市,二本松市,郡山市,相馬市,南相馬市
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください 当団体は、震災前からケアリングの精神を普及し健康社会構築運動を実現するためにリラクゼーションケアの講習活動を行っていました。
地道におこなっていたケアリングの精神の普及活動は、震災発災後にそれぞれの自発活動に大いに生かされたと考えています。
実際に、家族や家財を津波によって奪われた仲間が、自ら避難所などに赴きリラクゼーションケアを行った事例が数多く見受けられました。
震災後に自らが「被災者」のレッテルを貼られるのではなく、施しを受ける側ではなく、自らの手を使って与えることができる技術を提供できていたことに我々の活動の利点があったのではないかと思います。
上記の理由により避難所や仮説などで行われているリラクゼーションケアのボランティアは、会員の自主的な活動によるものが多く、協会が主体となって行う組織的な活動ではないことを報告しておきます。
それこそが当団体の求めていることであり、自発活動の推進を後押しするのが団体の役割であると考えています。
団体として行ったこととしまして震災発災後から時系列に記載しておきます。
  1. 全国各地の仲間から寄せられた支援物資の中継役
  2. 被災した会員の中で重度被災者に対する見舞金の配布
  3. 会員への励ましとボランティア活動推進のメッセージ
  4. 各地域のリーダーに対する活動支援
  5. 健康・生き方などに関する講演会活動
  6. 震災前から継続しているケアリングの精神の普及活動
会員それぞれの活動は多様でありひとくくりに表現することはできませんが、互いに励ましを提供することによってそれぞれの地域において様々なメンタルケア活動が出来たと考えています。
活動詳細(選択制) 普及啓発,傾聴,人材育成,支援者支援,健康法指導,コーディネート業務,情報提供,研修会・セミナー,普及啓発人材派遣,復興支援イベントの企画・実施,レクリエーションなどのサロン活動,その他
支援活動の特徴を教えて
ください
団体が主体となって活動を推進するのではなく、自主的な活動を支援するかたちで活動推進を行う。それによって、活動者の周辺地域の活力向上につながったと考えています。
支援活動の成果を教えて
ください。
数字などではなかなか表せません。「自分が出来ること」を提供することによってたくさんの活力を提供できたとともに、「それぞれが行ったこと」によって地域の身体及び精神の健康向上に役立てたと考えます。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。 動機と機会を提供できれば人は自発的に動くということです。
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
個別におこなっている活動のため活動の詳細や規模を把握しにくい。
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
震災の有無に関係なく日常からケアリングの精神が普及啓蒙されていてすべてのことは成り立っていくものだと考えます。それは、文化や民度の問題であり、被災地の抱える問題ではないと思います。どのようにして日常からケアリングの精神を普及させるかを考えていく必要があるのではないでしょうか。

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