アンケート結果

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組織・団体名 薬用植物普及協会みやぎ(特定非営利活動法人)
所在地 〒981-1243
宮城県名取市高舘川上字金剛寺13-2
設立年月 2011/1
TEL/FAX 022-384-7722/022-384-7722
HP なし
アンケート記入日 2015/2/18

活動報告

メンタルヘルス支援活動を開始した時期を教えてください。(選択制) 発災1年後〜2年の間
メンタルヘルス支援活動の頻度を教えてください。
(選択制)
年に1〜3回
メンタルヘルス支援活動を終了した時期を教えてください。(選択制) 現在も続けている
メンタルヘルス支援の支援対象者・活動場所について教えてください。 支援の対象としている年代(選択制) 特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て)
支援対象者の属性
(選択制)
特に対象はしぼっていない(※活動場所に訪れた人全て)
活動場所(選択制) 応急仮設住宅,その他(津波浸水域農地、防災集団移転地域)
【具体的な内容】
山元町、岩沼市玉浦西地区、仙台市岡田西公園仮設住宅
メンタルヘルス支援活動に関わっているメンバーの構成を教えてください。
(選択制)
その他(薬剤師)
【具体的な内容】 記載無し
東日本大震災における貴団体のメンタルヘルス支援の活動地域を教えてください。(選択制) 宮城:仙台市,岩沼市,山元町
貴団体のメンタルヘルス支援活動について教えてください。 活動内容を教えてください
  1. 津波を被った田畑での薬用植物栽培試験。
  2. 応急仮設住宅住民を対象に薬用植物の効用、漢方薬の正しい知識の普及と薬剤師による健康相談受付。
  3. 防災集団移転地区住民活動としてのミニ薬用植物園造園にかかわる支援。
活動詳細(選択制) 普及啓発,普及啓発人材派遣,復興支援イベントの企画・実施
支援活動の特徴を教えて
ください
津波被災地での薬用植物[ウラルカンゾウ、スペインカンゾウ、クズ(以上マメ科)、サジオモダカ(オモダカ科)、コガネバナ(シソ科):重要な漢方薬の原料植物]の栽培化の試み。産地活性化総合対策事業「薬用作物等地域特産物産地確立支援事業(農水省関連)、宮城県薬務課、みやぎ薬用植物栽培協議会、山元町いちご農園薬用植物栽培部門などと関わりながら、実用栽培に向けて実践している。
支援活動の成果を教えて
ください。
  1. コガネバナの筒栽培法(1年間)を試験し、市場品(野生品、栽培品、複数年育成)より優れた生薬(オウゴン)が生産できることを明らかにし、実用栽培に移行し始めている。
  2. スペインカンゾウの栽培法を試験し、ストロン苗と挿し木苗を確保し、実用栽培に向かっている。
  3. 環境破壊に関与しているクズを挿し木法で苗を育成し、筒栽培法で管理し、薬用(カッコン)、食用(くず粉)として有効利用することに向かっている。
貴団体が行った支援活動の中で世界に広く共有したいと思うことがあれば教えてください。
  1. 漢方医療のグルーバル化:漢方医療は中国医学(中医)に由来するが、導入後、わが国独自に進歩した.現在、認可されている約300種の漢方薬のうち、約30種は、高齢者(補中益気湯、半夏厚朴湯、十全大補湯等)、女性(芍薬甘草湯、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散等)、途上国の子供(葛根湯、五苓散等)の健康維持増進に役立つ。
  2. 原料植物の栽培化:それらの原料植物は野生品の採集から優良品種の適正栽培の収穫の時代に移行途上にある。利用目的に適う栽培法の確立が求められている。
  3. 薬用天然資源を自分達で生産し、有効に利用する文化を確立することで、医療の経済的適正化に寄与することができる。
貴団体のメンタルヘルス支援活動の課題・問題点を教えて
ください。
資金不足、人材不足、認識不足
貴団体が考える被災地域全体のメンタルヘルス支援活動の
課題・問題点を教えてください。
情報提供はできるが、課題解決に向かう熱意不足。問題解決の成功例を積み重ねることを狙っている。

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